ジパングコイン(ZPG)がレンディング出来る仮想通貨取引所一覧

08-08 作者YAMA

ジパングコイン(ZPG)は、金現物価格に連動するように作られた暗号資産です。

金(ゴールド)の現物投資だと金利が得られませんが、ジパングコインの場合レンディングをすることで金利を得られるのが特徴です。

ジパングコインのレンディングができる暗号資産取引所は「SBI VCトレード」と「CoinTrade」の2つ(2024年8月時点)。

ジパングコインのレンディングについて解説します。

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ジパングコイン(ZPG)のレンディングとは

レンディングとは暗号資産を貸し出すことで利回りを得る投資手法です。

暗号資産取引所で購入したジパングコインをレンディングすることで利回りを得られます。

ジパングコインをレンディングする最大のメリットは「金利を貰いながら、金(ゴールド)投資ができる」という点です。

本来、金投資では金利が付かないのが通例です。しかし金価格に連動するジパングコインをレンディングすることで「ゴールドと同等の資産を保有しながら金利を得る運用」が可能になります。

もちろんジパングコインと金現物価格が連動していなければその理論は破綻するわけですが、2022年2月にジパングコインが誕生して以来、金現物価格との連動はほぼ成功しています。

ジパングコインは三井物産デジタルコモディティーズという会社が発行しています。その親会社には三井物産があります。

三井物産は金現物を実際にロンドン市場で買い付けていることから「安定した価格を維持できる」というのがジパングコインの特徴です。

ほかのメリットとしては、ジパングコインは暗号資産のため24時間365日取引可能である点や金の保管コストが不要な点なども挙げられます。

その一方、デメリットは税金面です。

ジパングコインは暗号資産であるため、レンディングで得られた利益は雑所得に該当します。雑所得は総合課税なので、得た利益に対して5%~55%の間で税金がかかります。

また暗号資産レンディングの税金計算は複雑です。確定申告が大変になるかもしれない点は考慮に入れておいたほうがいいでしょう。暗号資産の税金計算ツールや税理士に相談するのがおすすめです。

ジパングコインを取り扱う取引所【比較表】

ジパングコインを取り扱う国内取引所は5つ(2024年8月時点)。

レンディングができる取引所は「SBI VCトレード」と「CoinTrade」の2つです。それら以外の国内取引所では通常の現物取引もしくはレバレッジ取引が行えます。

SBI VCトレード:レンディングできる

SBI VCトレードはSBIグループが運営する暗号資産取引所です。2024年5月からジパングコインの取り扱いを開始しました。

SBI VCトレードはレンディング利率が高いです。2024年8月は年率10%~40%での募集。過去のキャンペーンでは年率99%募集もありました。

SBI VCトレードのジパングコインレンディングは、貸出期間が14日間という点に注意です。再度レンディングを行うには、都度申し込む必要があります。

国内取引所の中では最も高い利率でジパングコインをレンディングできます。

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CoinTrade:レンディングできる

CoinTradeは株式会社マーキュリーが運営する暗号資産取引所です。2024年3月からジパングコインの取り扱いを開始しています。

CoinTradeのジパングコインレンディング金利は0.1%です。過去のキャンペーンでは年利20%でレンディングを募集がありましたが、基本的な金利は0.1%に設定されています。

CoinTradeはレンディングが自動的に継続する点はメリットです。またジパングコイン以外にも、銀(シルバー)価格に連動するジパングコインシルバー、白金(プラチナ)価格に連動するジパングコインプラチナを取り扱っています。

「貴金属現物を暗号資産で持ち直したい」という人にはおすすめです。

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DMMビットコイン:レンディングできない

DMMビットコインはDMMグループが運営する暗号資産取引所です。2022年7月からジパングコインの取り扱いを開始しました。

DMMビットコインではジパングコインのレンディングはできません。ただし、ほかの取引所では行えないジパングコインのレバレッジ取引が唯一可能です。

注意点として、DMMビットコインは2024年5月にハッキング被害に遭っています。被害額は約550億円。

ユーザーには全額補償することになりましたが、セキュリティ面では一抹の不安が残りました。暗号資産を扱っているとハッキングは付き物ではあるものの直近の出来事であったため頭には入れておきましょう。

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bitFlyer:レンディングできない

bitFleyerは株式会社 bitFlyer Holdingsが運営する暗号資産取引所です。2022年12月からジパングコインの取り扱いを開始しました。

bitFlyerではジパングコインのレンディングはできません。現物取引のみが行えます。

投資家にとってはあまり関係ないかもしれませんが、ジパングコインはbitFlyerが開発した「miyabi」という独自ブロックチェーンを採用しています。

ジパングコイン発行元とbitFleyerとの関連性は高いと言えるでしょう。

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デジタルアセットマーケッツ:レンディングできない

デジタルアセットマーケッツは、ジパングコインの販売を請け負っている暗号資産取引所です。国内初、2022年2月からジパングコインの取り扱いを開始しました。

デジタルアセットマーケッツではレンディングはできません。現物取引だけ行えます。

デジタルアセットマーケッツは、ジパングコイン発行元の「三井物産デジタルコモディティーズ」から直接暗号資産を買い付けています。

そのため元をたどると、各暗号資産取引所にあるジパングコインはデジタルアセットマーケッツのものということになります。

デジタルアセットマーケッツが取り扱う暗号資産はジパングコイン関連銘柄のみです。

  • ジパングコイン(ZPG)
  • ジパングコインシルバー(ZPGAG)
  • ジパングコインプラチナ(ZPGPT)

デジタルアセットマーケッツは、ジパングコインの売買しか行わない人にはおすすめです。

ジパングコインのレンディングキャンペーン

2024年8月8日現在、ジパングコインのキャンペーンは開催されていません。

ジパングコイン(ZPG)の概要

ジパングコインは金(ゴールド)現物価格に連動するように作られた暗号資産です。

三井物産グループ会社の「三井物産デジタルコモディティーズ」が発行・管理しています。

特徴①金(ゴールド)現物価格に連動する

1ZPG(ジパングコイン)は、金現物1gと同等の価値を持つようになっています。価格の基準になっているのはロンドン受渡の相対取引市場です。

ジパングコインと金現物価格は連動に成功しています。

特徴②利回りが得られる

ジパングコインは暗号資産レンディングという手法を用いることで、利回りを得られます。

金現物投資では金利は得られませんが、金と同等の価値がある資産を保有しながら金利を得ることが可能です。

特徴③三井物産・三井住友銀行による保証

ジパングコインは三井物産と三井住友銀行により価値が保証されています。

その内容が分かるのがジパングコイン公式HPに掲載されている「ZPG発行・購入の流れ」の画像です。

まずジパングコインを発行するのは「三井物産デジタルコモディティーズ」です。

その親会社には三井物産がいます。そしてその三井物産は、ロンドン市場で金現物の買い付けを実際に行なっています。

つまり、現在市場に流通しているジパングコインと同等の金現物を、三井物産デジタルコモディティーズは保有しているということです。実際に保有している数量は定期開示資料から分かります。

仮に三井物産デジタルコモディティーズが破綻した場合でも、その時の時価相当額でジパングコインを三井住友銀行が買い付けるという保証が付いています。

ジパングコイン VS 現物ゴールド VS 金ETFを徹底比較

ジパングコインは金価格と連動するため、現物ゴールドや金ETFとよく比較されます。

「なるほど投資ゼミナール」というYoutubeチャンネルでは、それぞれのメリット・デメリットが分かりやすく整理されていました。動画内であった表に内容を補足したのがコチラです。

金利がある点、取引時間や取引単位の自由さはジパングコインの大きなメリットです。

一方、税制面ではほかの投資商品の方が優位性があります。特に金ETFの場合は源泉分離課税のため、税金を抑えられます。現物ゴールドは譲渡所得か雑所得になるかで評価が分かれます。

現物ゴールド(金)は所有するのに手間がかかったりコストがかかりがちですが、目の前にゴールドがあるというのはやはり特別感があります。現物を持てるのは最大級のリスクヘッジにもなるでしょう。

それぞれの投資商品には当然ですがメリットデメリットが存在します。

自分の資産状況や行いたい運用などで検討してみるのがよいでしょう。

ジパングコインのレンディングで発生する税金・税率

ジパングコインのレンディング得た利益は5%~55%の税率がかかります。

暗号資産レンディングで得た利益は原則として雑所得に区分されます。雑所得は総合課税の対象です。

よって、ジパングコインのレンディングで得た利益に対しては「所得税(5%~45%)+住民税(10%)」の税金が発生します。

暗号資産はレンディングしているだけだと税金は発生しませんが、報酬を得たらその時点の利益が所得としてカウントされます。

では、具体的にジパングコインで発生する税金のモデルケースを見てみましょう。

▼モデルケース
・年収700万円
・ジパングコインのレンディングで年間70万円の利益を得た
・ジパングコインは売却せずに保有を継続

所得税の計算
年収700万円に対する給与所得控除は180万円。
給与所得 = 700万円 – 180万円 = 520万円

雑所得の計算
レンディング利益 = 70万円

合計所得金額 = 520万円 + 70万円 = 590万円

所得税
所得税の金額=課税所得金額×税率-控除額
590万円 × 0.20 -427,500 = 752,500円

復興特別所得税税
復興特別所得税は所得税額の2.1%です。
752,500円 × 0.021 = 15,802円

住民税
住民税は一律10%です。
590万円 × 0.10=590,000円

総税額
所得税:752,500円
復興特別所得税:15,802円
住民税:590,000円
→合計:1,358,302円

暗号資産レンディングで得た利益は、雑所得として年間所得に加えている点が特徴です。

なおこの税金の計算はあくまで概算です。

正確な税金を計算する際は税理士に行なってもらうことをおすすめします。

ジパングコインのよくある質問

ジパングコインの価格が動かない?

ジパングコインのチャートを見ると価格が動かない日があります。

これは金現物市場が休場で値動きがないためです。主に土日です。

ジパングコインはロンドン受渡の相対取引市場の価格と連動するように設計されています。取引各国の市場が休場していると金の価格は動きません。その値動きにジパングコインも連動するため、価格が動かない時間帯があります。

ジパングコインは現物金(ゴールド)と交換できる?

ジパングコインは現物ゴールドと交換できません(2024年8月時点)。

しかし将来的に交換できるようにすることを予定しています。

ジパングコインが使用するブロックチェーンは何?

ジパングコインに使われているブロックチェーンは、bitFlyerが独自に開発した「miyabi」です。

ジパングコインは出金・送金できる?

ジパングコインは出金や送金はできません

ジパングコインを購入した暗号資産取引所内で保管することになります。

将来的には出金や送金できるようになる予定です。

ジパングコインのレンディングまとめ

ジパングコインは金(ゴールド)に連動する暗号資産。

ジパングコインをレンディングすることで、従来の金投資では実現できなかった「ゴールド投資で金利を得る運用」ができるようになりました。

ジパングコインは国内取引所のみで取り扱われています。おすすめは金利が最も高い「SBI VCトレード」です。

金(ゴールド)は2024年に過去最高値を記録して注目を集めています。現物金と連動するジパングコインもまた注目されるようになるかもしれません。

おすすめ取引所!

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