ガーディアンズがヤンキースにサヨナラ勝ち 対戦成績1勝2敗に
10-18 作者admin
アメリカンリーグのリーグ優勝決定シリーズはヤンキースとガーディアンズが対戦し、先に4勝をあげたチームがワールドシリーズに進出します。第3戦が17日、ガーディアンズの本拠地、クリーブランドで行われました。
2連敗のガーディアンズは、1点を追う3回、2番・マンザード選手のツーランホームランで逆転し、6回には7番・ヒメネス選手のタイムリーヒットで、3対1とリードを広げました。
しかし8回、抑えのクラーセ投手が3番・ジャッジ選手と4番・スタントン選手に二者連続ホームランを打たれて3対4と逆転され、9回にも犠牲フライで1点を追加されました。
ガーディアンズは、9回2アウトまで追い込まれましたが、代打・ノエル選手がツーランホームランを打ち、土壇場で5対5に追いついて延長に入りました。
そして、延長10回、途中出場のフライ選手にツーランホームランが出て、ガーディアンズが、7対5でヤンキースにサヨナラ勝ちしました。
これでガーディアンズは対戦成績を1勝2敗としました。
サヨナラHRのフライ「打った瞬間は何も覚えていない」
延長10回にサヨナラホームランを打ったガーディアンズのフライ選手は「打った瞬間は何も覚えていない。一塁ベースの半分くらいまで行ったときにベンチの方を振り返ってこう言ったのを覚えている。『よし、4つのベースを全部踏んでくるからみんなでお祝いしよう』」と話し、興奮気味に振り返りました。
この試合、ガーディアンズは今シーズン47セーブ、防御率0.61という圧倒的な成績でアメリカンリーグのセーブ王を獲得した抑えのクラーセ投手が8回にホームラン2本を打たれて逆転される苦しい展開でしたが、本拠地での初戦を大逆転でものにしました。
フライ選手は「クラーセが今シーズンどれほどすばらしかったかは、うまく形容する表現が見当たらないほどだ。もちろん打たれたことはショックだったが彼は1年を通してずっとチームを支えてくれたし、今度は僕たちが彼を支えてあげる番だと思った。そうできてよかった」と充実した表情で話していました。