北海道の養鶏場で1万9000羽の殺処分が完了 全国で今季初の鳥インフル発生

10-18 作者admin

北海道厚真町の養鶏場で殺処分作業を進める関係者=17日午前10時40分(共同通信社ヘリから)

北海道は18日、鳥インフルエンザの陽性が確認された厚真町の養鶏場で、飼育されている肉用鶏約1万9千羽の殺処分を完了したと発表した。今季の養鶏場での発生は全国初で、農林水産省によると、これまでで最も早い発生確認。埋却や消毒を含めた防疫措置は21日にも終える見通しだ。

北海道によると、今後は鶏舎に残ったフンなどを養鶏場の近隣地に埋却するほか、石灰をまく消毒作業も引き続き道職員らが交代で行う予定。

半径10キロ以内にある養鶏場5戸で飼育する約71万羽は移動や搬出が禁止されているが、11月12日の解除を目指す。

道の担当者は「市場に流通する道産の鶏肉については全く問題ない。積極的に購入して生産者を応援してほしい」と話した。

16日に養鶏場から通報があり、簡易検査や遺伝子検査で陽性が判明。17日から殺処分を始めていた。

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