新潟 液状化の道路被害 再建の課題に 能登半島地震から半年

07-01 作者admin

能登半島地震で、新潟県内ではこれまでに2万1000棟余りの住宅で被害が確認され、液状化が相次いだ新潟市は1万5000棟余りで被害が出ました。

新潟市内では道路の被害も合わせて32キロにわたって陥没などが確認されていますが、復旧はまだ進んでいません。

復旧後の道路の高さが決まらないと、住宅の設計もできないことなどから、新潟市の住民の中には再建するうえで課題だと感じる人もいるということです。

こうした中、再建を断念して転居する人も出ていて、新潟市西区の中で、被害が大きかった地区の人口を住民基本台帳でみると、ことし5月末の時点で地震前の去年12月末からおよそ10%減っているところもあります。

新潟市は道路の復旧工事を8月ごろから始める予定で、工事に先立ち、住民への個別の説明を始めました。

地震の影響で住み慣れた場所を離れる人も出る中、迅速な復旧のほか、見通しを住民と共有していくことが求められています。

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