ドジャース 大谷翔平 2打席連続タイムリー二塁打 勝利に貢献

09-16 作者admin

【NHKプラスで配信中】大谷翔平 2打席連続タイムリー二塁打

2024年9月23日まで

ナショナルリーグ西部地区で首位のドジャースは東部地区2位のブレーブスとの4連戦でここまで2連敗し、15日、相手の本拠地アトランタで第3戦に臨みました。

大谷選手は1番・指名打者で先発出場し相手の先発ピッチャーで今シーズンここまで8勝、大リーグ通算では138勝をマークしている40歳のベテラン、モートン投手と対戦しました。

プレーボール直後の1回、最初の打席は追い込まれたあとの3球目、インコース低めのカーブに空振り三振し、3回の第2打席も追い込まれたあとの4球目、今度はインコースを鋭く突かれた150キロ台の速球に見逃し三振となりました。

それでも大谷選手は2点を追う5回、2アウト一塁三塁のチャンスで第3打席に立ち、モートン投手の初球、インコース低めの速球をライト線へ引っ張り打球速度184.1キロの痛烈な当たりでタイムリーツーベースヒットとし1点を返しました。

大谷選手のツーベースは今シーズン31本目で、ホームランや打点、盗塁に続いてシーズンの自己最多を更新しました。

さらに、1対2で迎えた7回は2アウト一塁二塁のチャンスで第4打席が回りました。

大谷選手はリリーフの左ピッチャーに対して追い込まれてからの3球目、アウトコース低めのスライダーをライトへ引っ張り2打席連続のタイムリーとなるツーベースヒットで2対2の同点に追いつきました。

同点のまま迎えた9回は2アウト三塁のチャンスで第5打席が回りましたが、ここは、申告敬遠で勝負を避けられました。

ドジャースは続く2番・ベッツ選手の勝ち越しタイムリーヒットから強力打線がつながり3者連続ホームランも出るなどこの回、一挙7点を奪って9対2で勝ち、連敗を「2」で止めました。

大谷選手は4打数2安打2打点、敬遠のフォアボールが1つで3試合ぶりに複数安打をマークし打率が2割9分に上がりました。

今シーズンの打点も「106」まで伸ばしてトップと3打点差のリーグ2位となっています。

今季 大谷の敬遠9回 そのうち6回が得点に

ベッツ選手(中央)と大谷選手

この試合、ドジャースは同点で迎えた9回、2アウト三塁の場面で大谷選手が敬遠され、続く2番・ベッツ選手が勝ち越しのタイムリーヒットを打ちました。

そこまでノーヒットだったベッツ選手は試合後、9回の第5打席を振り返って「相手チームを責めるつもりはないし、私でも彼には投げないだろう。私は幸運にも乗り越えることができた」と安心した表情を見せました。

今シーズンの大谷選手への敬遠はドジャースの強力打線の中にいることもあり昨シーズンの21個から、ここまで9個と大きく減っていますが、フィリーズのハーパー選手に次いでリーグ2位となっています。

ただ、今月3日のエンジェルス戦で敬遠された際にも、続くベッツ選手がスリーランホームランを打つなど9回中6回が得点につながっていて、相手チームにとっては効果的な策になっているとは言いがたい状況です。

それでも、ここまでリーグトップを独走するホームラン47本を打っている大谷選手との勝負が“最も危険”なことに変わりは無く、ドジャースのロバーツ監督は「ベッツがいても敬遠の決断をさせるのは地球上に2人だけだろう。1人はヤンキースのジャッジで、もう1人はわれわれのクラブハウスにいる。ただ、それは誰にとっても難しい決断だ」と話し、強力打線に自信をのぞかせていました。

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