台風13号 鹿児島 奄美大島で住宅の屋根が飛ぶなどの被害

09-15 作者admin

このうち、奄美市住用町では、14日午後9時ごろ、木造平屋建ての住宅の屋根が強風によって半分以上飛ばされました。

住宅には70代の夫婦と30代の息子が3人で住んでいますが、屋根が飛ばされてからすぐに避難したため、いずれもけがはなかったということです。

この住宅の70代の男性は、「一瞬のうちに暴風雨が来て屋根を飛ばしていった。強い風がずっと吹きっぱなしで台風は何度も経験しているが初めての体験で怖かった」と話していました。

奄美大島では、奄美市のほか龍郷町などでも強風によって屋根が飛ばされるなどの被害が確認されているということで、各自治体が調査を進めています。

沖合に避難の運搬船 風に流され座礁

古仁屋海上保安署によりますと、14日午後10時ごろ、奄美大島の瀬戸内町の沖合で、那覇市の会社が所有する土砂の運搬船「第七太海丸」の船長から「風に流され浅瀬に乗り上げた」と通報がありました。

6人の乗組員にけがはなく、油の流出などはありませんでした。

また、船に土砂は積まれておらず、船体の向きも安定しているということです。

船が乗りあげたのは、瀬戸内町瀬戸埼からおよそ100メートルの浅瀬で、船は、台風13号の接近に伴い、避難してきたということです。

現場付近では、台風13号が暴風域を伴って最も接近した14日夜9時ごろ、31.1メートルの最大瞬間風速を観測していました。

船を所有する会社は、今後、ほかの船でえい航する作業を進める方針だということです。

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