【動画】日銀金融政策決定会合、政策が後手になっている可能性/米利上げ最終局面で注意しておきたい点

11-01 作者塚本 憲弘

・日銀金融政策決定会合は、政策を多少変更、円金利の水準を多少変えてきているが大きな転換点にはならなかった。政策が後手になっているのではないかという印象がある。

・IMFの世界経済見通しをみると、アメリカが絶好調。一方でドイツはマイナス成長出てきている状況。米金利が日本の金融環境にも引き続き影響するだろう。

・米国の企業業績について、四半期の市場の予想値は、前年比がボトムで回復の予想。現状では期待が織り込まれている。この通りならば、株価は上値を目指すはずだがハードルがあると思われる。

・1977年以降では利上げ最終局面に10年金利がピークを付ける傾向がある。利上げ最終局面を経ると景気減速、リセッションに入りやすい。株式は調整局面が散見されているので注意を要するところ。

・マクロは良い状況だが、マーケットへの影響が顕在化してきている点に注意したい。ただし、消費者の状況はよいので、起こるとしても浅いリセッションではないかと考えている。

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