新型コロナの定期接種に5製品 新たにレプリコンワクチン 厚労省、情報提供へ

09-20 作者admin

厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関(佐藤徳昭撮影)

厚生労働省は19日、10月1日から始まる新型コロナウイルスワクチンの定期接種で、オミクロン株の「JN・1」に対応した5製品を使用することを決めた。メッセンジャーRNA(mRNA)が細胞内で複製される「レプリコン」と呼ばれるワクチンが新たに加わった。

レプリコンワクチンは「Meiji Seika ファルマ」が開発。昨年、従来のウイルスに対応した製品が薬事承認されたが販売されなかったため、実際に使用されるのは今回が初めてとなる。5製品の使用を了承した19日の同省ワクチン分科会では、委員から「国民に分かりやすい情報提供が必要だ」との意見が出た。厚労省は5製品の特徴などを解説するリーフレットを作成する方針。

他の4製品は、米ファイザーと米モデルナ、第一三共のmRNAワクチンと、武田薬品工業の組み換えタンパクワクチン。

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