J.フロント リテイリングと高島屋は業績予想を上方修正

07-01 作者金山 敏之

2月決算企業の第1四半期決算発表集計

6月14日の西松屋チェーン(7545)を皮切りに小売り企業を中心とした2月決算企業の第1四半期決算がスタートしています。先週も24日に自転車専門店のあさひ(3333)や婦人服のしまむら(8227)などが決算を発表したほか、25日にはドラッグストアのスギホールディングス(7649)が決算を発表しました。また、28日にはカジュアル衣料大手のアダストリア(2685)や百貨店のJ.フロント リテイリング(3086)、高島屋(8233)などが決算を発表しています。

そのなかで通期の業績予想を上方修正したのがJ.フロント リテイリングと高島屋です。J.フロント リテイリングはインバウンド(訪日外国人)需要が従来の想定を上回って推移していることなどにより375億円とみていた通期の営業利益の見通しを415億円に引き上げています。さらに高島屋も訪日客による高額品の販売が伸びていることなどにより500億円とみていた通期の営業利益の見通しを550億円に上方修正しています。

2月決算企業の第1四半期決算発表集計(6月14日-28日発表分)はこちらからチェック

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