最後の取締役会

12-21 作者清明 祐子

年内最後のマネックス証券の取締役会が昨日開催されました。それはすなわち、マネックスグループ100%子会社としての最後の取締役会です。2024年から、マネックス証券は、NTTドコモとマネックスグループが出資するドコモマネックスホールディングスの100%子会社に移行する予定です。

私は、2019年4月に創業者の松本大よりマネックス証券の社長を引き継ぎ、そして、2020年1月には、取締役会議長も継承しました。丸4年、毎月取締役会を開催し、一度も欠かすことなく議長を務めました。創業者の松本がマネックス証券の取締役を外れて以降も、毎月、様々なことについて議論し、新サービスの導入だけではなくサービスの終了も意思決定し、非公開会社ではありますが、実に開かれた取締役会だったと思っています。昨晩は、新体制移行前の、マネックスグループ100%子会社としての最後の取締役会メンバーでお疲れ様会をしたのですが、色んな事があったねーと振り返っていました。本当に感慨深いです。

来年から新体制に移行し、また新たな歴史がスタートしますが、マネックス証券の理念や哲学や想いは変わりません。経営執行部は変わらず、引き続き、私が社長を務めます。マネックス証券はこれからも進化していきます。

折しも今晩は2023年最後の「オリエンテーションコミティー」です。事業開始直後の1999年11月27日に初回開催してから四半期ごとに24年間、お客様のご意見をマネックス証券の社員が直接お伺いしてきました。93回目の今回のテーマは「NTTドコモをパートナーに迎えるマネックスに期待すること」。これからも、お客様の声に耳を傾け、お客様視点かつ未来志向でサービスを考え、新体制の取締役会でも活発に議論していきたいと思います。ワクワク!

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