ITハピネス

10-18 作者大槻 奈那

最近、予定がものすごく埋まっています。この秋は一部の会議の任期が終了したこともあり時間ができると思いきや、グーグルカレンダーに隙間がなく、今日はトリプルブッキングしてしまう始末です。関係者の方々ごめんなさい。

なぜこんなことに…と過去のカレンダーを見たところ、コロナ中の予定の件数は時として若干多いこともあったことに気づきました。但し、ほとんどの予定がオンラインで、前後の移動時間がありませんでした。最近になって、対面に戻ったところ、移動がない時代にいろいろお受けしていたタスクが時間的に難しくなった可能性があります。

そんな中、たまたま今年の世界幸福度指数(Global Happiness Index)を調べる機会がありました。日本の順位は47位で、G7中最下位。メディアでも、その低さばかりが取り上げられています。ところが、実は、過去3年でみると、62位から15位も改善しています。2020年の一部にはコロナの死亡率の低さなどもあるかと思いますが、同じようにコロナの影響が低めだったニュージーランドなどの順位はほぼ変わらずです。

なぜなのか。指数の発表元はあまりコメントしていませんが、もともと日本の幸福度の低さの要因の一つに地域コミュニティとの関係の薄さなどが挙げられていることを考え、勝手に推測すると、リモートワークやステイホームで生活が大きく変わったことが関係しているのかも、と思いました。

確かに今は、予定はいっぱいになっていますが、移動の疲労はなく、楽しい業務に時間を集中投下できるのは幸せだと感じます。

ITの進化は人を忙しく幸せにする。そう実感する今日この頃です。

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